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枯れたかも!?と思ったら確認すべき観葉植物の状態

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霧吹きでの水やり

お部屋に置かれている植物の調子が悪いと、不安になってしまい焦って対応しがちではないでしょうか。

しかし、最初の対応を間違えると結果的に植物が枯れてしまう可能性もあるのです。

この記事では、植物の調子が悪い時の対応についてご紹介いたします。

1.観葉植物本体の状態をチェック

水をやった植物

「この植物、なんだか調子悪い気がする…」
そんな時に、まず最初に確認していただきたいのは植物本体の状態です。

状態確認をせず、やみくもに水をあげたり肥料をあげたりすると、具合が良くなるどころか枯れてしまうかもしれません。

大切な植物を枯らさない為にも、植物の状態をよく確認してあげましょう。

幹や枝の状態をチェック

幹の立派な観葉植物

植物が枯れてしまったのか、もしくはまだ生きているのかを確認するのに一番わかりやすいのは、幹を触る事です。

その理由は、植物は環境の変化についていけない場合に葉が落ちてしまう事が多いのですが、慣れると新芽を出してくれる事が多々あり、葉が落ちてしまっただけでは枯れたと判断する事が出来ないためです。
メインの太い幹を触ってみて、感触がブヨブヨとしていたり、見た目にも幹の表面にシワがよっていたりすると、ほとんどの場合は枯れてしまっています。

しかし、脇から出ている枝が枯れていてもメインの太い幹がしっかりしていれば、その後の対応次第で健康な株に戻るので、焦らずにしっかりと見極めていきましょう。

葉の状態をチェック

葉を手入れする女性

幹の次に確認するべきは、葉がどのような状態なのかです。

恐らく「植物が枯れたかもしれない」と考えるのは、葉がほとんど落ちてしまった、もしくは茶色や黄色に変色していたり腐っているなど、何かしら葉の状態に異変があるからではないでしょうか。

葉の状態は、その植物が現在どのような状態かを教えてくれる重要な要素です。

例えば、既に落ちてしまっている葉が緑のままであれば日照不足が原因の可能性が非常に高かったり、カラカラの枯葉ならば空気の乾燥によるものだったり…。
他にも病気や害虫による被害を見分けるにも葉を確認する事が大切です。

状態によっては枯死を防げる可能性もありますので、葉の観察をしっかり行って対処してあげましょう。

根の状態をチェック

サボテンの根

最後に確認するべき箇所は、根の状態です。

根は植物にとって、人間でいうところの口のようなもの。
水を飲み、空気を吸って、栄養を取り込む最も重要な部分と言えます。

鉢が持ち上げる事が出来る重さであれば鉢底を確認し、もし根が鉢底から伸びだしているのであれば、鉢の中で根がぎっしり伸びきってしまっている合図です。
そうなると根は水や空気をうまく取り込めない為、葉を落としてしまいます。

また、根が腐ってしまっていたり、虫に食べられていたりすると、ほとんどの株は枯死してしまうのです。

植物にとって根に対するダメージは死活問題ですので、枯れたかも、と思った時は必ず根の確認をしてあげましょう。

2.土、温度と湿度、日当たりなどを見直す

霧吹きで水をやる女性

株の状態を確認したら、次は植物が枯れないよう対処してあげましょう。

回復出来ない程ダメージが進行していれば枯れてしまいますが、早い段階で症状を見極めて対処してあげれば十分回復する可能性はあるのです。

土をベストな状態にする

芽と土

前述した通り、根に深刻なダメージがあると植物は枯れてしまいます。

そもそも、根がダメージを受けるというのは土に問題があるということ。
土があまり質の良くない物であれば、はじめから害虫の卵が産み付けられている可能性もありますし、その植物にあった配合でなければ根の成長を阻害する事もあります。

また、普段の水やりの量や回数が多すぎたり、根が鉢の中で詰まってしまっている状態で水やりを続けると、やがて鉢の中に水が溜まって土が腐ってしまい、最終的に根が腐ってしまうのです。

そのため、根にダメージが見受けられた場合は厳冬期を除き、速やかに清潔で質の良い培養土を使用し、一回り大きな鉢に植え替える事をオススメします。

適切な温度と湿度を保つ

温度計と湿度計

観葉植物に限らず、人間にも動物にも過ごしやすい温度と湿度があります。

ですが、我々人間に合わせた温度と湿度では、観葉植物にとってあまり良い環境ではないことがほとんどです。
乾燥はどの植物にとっても病気や害虫の原因になり、そのまま放置してしまえば結果的に枯れてしまいます。
また、あまりに低い温度の環境であれば、観葉植物にとって大きなダメージを受ける原因になってしまいます。

そのため、観葉植物を管理する場合は必ずその植物の生育適温と耐寒温度を調べ、それに合った管理をしてあげましょう。

因みに、その植物の原生地を調べてみれば、どのような気候、温度、湿度で育つものなのかが分かるのでオススメです。

置き場所を見直して適宜移動させる

窓際の観葉植物

観葉植物には適切な温度や湿度があるのは前述の通りですが、室内で管理する場合は置き場所により、植物本体に深刻なダメージを与えてしまう事があるで注意が必要です。

例えば、冬の寒い時期の窓際や玄関、真夏の直射日光が当たるベランダ、冷暖房の風が直接当たる場所…。

これらの環境はどれも、寒さによる衰弱、葉の日焼け、乾燥による病害虫被害など、観葉植物にとっては枯れてしまう原因となってしまいます。

寒さや直射日光、乾燥による枯死を予防する為にも、季節によって窓際から離したり、加湿器などを使用して湿度を保つなど、観葉植物にとって適切な環境で管理すると、より長く美しい姿をみせてくれるでしょう。

まとめ

記事を最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
少しでもみなさんのお役に立てる情報が発信できれば幸いです。

観葉植物に関してご相談等がございましたら、ユニバーサル園芸社までお気軽にお問い合わせください。

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