「開店祝いには何を送ろう」「せっかくのお祝いなのに何を送ればいいかわからない」
そのような悩みはないでしょうか。
実際に贈り物をするときには、どのようなものがいいのか迷ってしまいます。
そんなときには、観葉植物などはいかがでしょうか。
観葉植物には風水的にいい意味を持つものや、いろいろな花言葉を持つものもあり、贈るだけで変に言葉を添えなくてもさまざまな意味を持たせる事ができます。
この記事では、贈り物にふさわしい観葉植物を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
観葉植物はプレゼントにおすすめ
観葉植物は、その花言葉や美しさから贈り物におすすめな種類が多くあります。
特に開店祝いなどには「金運を招く」「成功する」などの花言葉を持つ観葉植物を贈ると喜ばれるでしょう。
また、植物を置くことで心を落ち着かせる効果も期待できるため、受験生などに贈るのにもおすすめです。
プレゼントはどうしたらいいかわからない、というときにはぜひ候補の１つとして加えてみてください。
贈り物におすすめの観葉植物の選び方
贈り物には観葉植物がおすすめとはいっても、「種類が多くて何を選べばいいかわからない」「育てるのに手間がかかる植物だったらむしろ困ってしまうのでは」と、なかなか選べないこともあるでしょう。
そのため、ここではプレゼントにおすすめの観葉植物の選び方を、詳しく解説していきます。
選び方①サイズ
プレゼントに、ということであればサイズは重要です。
大きすぎる観葉植物を送られても、どこに置けばいいかわからないという人が多いでしょう。
そのため、大きすぎず、程よいサイズ感の植物を送るのがおすすめです。
どの場所に置くのかというイメージも大切ですが、基本的には鉢のサイズや高さ、今後どの程度まで大きくなるのかなどを考慮して、邪魔にならない大きさのものを選ぶようにしましょう。
選び方②育てやすさ
プレゼントにするのであれば、育てやすさも大切な要素の１つです。
家に置いて自分で育てるのであれば、多少手間がかかっても育てにくくてもとくに気になりませんが、人に贈るのであればできるだけ手を掛けずに、丈夫に育つのが望ましいです。
乾燥に強いのか、耐陰性はあるのか、水やりや肥料などを考えて、できるだけ手間がかからない初心者でも枯らさずに育てられるものを選びましょう。
選び方③花言葉
観葉植物をプレゼントするときには、花言葉も重要です。
花言葉はそれぞれの観葉植物によって違い、いい意味でなおかつ前向きな言葉を持つ植物がおすすめです。
いい意味を持つ花言葉には、「実直」「誠実」「強運」「誇り」などがあります。
開店祝いや合格祝い、結婚祝いなどといったプレゼントを贈る理由に合った花言葉を持つ観葉植物を選ぶといいでしょう。
選び方④金額
プレゼントとして贈るときには、金額も重要です。
高額すぎてはもらう方も気を遣ってしまいますし、お返しもそれなりの金額にしなければならなくなります。
かといって安すぎても不快な気分にさせてしまうこともあるため、気を遣うことのない、それなりの金額で見栄えのする観葉植物を選ぶといいでしょう。
観葉植物のプレゼントおすすめランキング10選
観葉植物をプレゼントする際に、たくさんの種類がありすぎて選べないというときもあります。
今回は、プレゼントにおすすめの観葉植物をランキング形式にして紹介します。
それぞれの特徴を把握して、プレゼントにふさわしい観葉植物を選びましょう。
１位：ドラセナ
プレゼントにおすすめの観葉植物は、ドラセナです。
ドラセナは別名「幸福の木」として親しまれています。
熱帯アジアや熱帯アフリカが原産の植物で、常緑樹なので冬でも美しい緑の葉が枯れることはありません。
ドラセナの花言葉はそのままずばり「幸福」であり、お祝いの場面を選ばず喜ばれるでしょう。
ドラセナは育て方もそう難しいものではなく、水やりを控えめに乾燥気味に育てるのがおすすめです。
水をやりすぎると根腐れを起こすので、そこのところだけ、気を付けましょう。
とはいえ、夏には特に活発になるため、水切れには注意をする必要があります。
また、日光を好む植物なので、レースのカーテン越しで直射日光を避けつつ日が当たる場所に置きましょう。
２位：ガジュマル
ガジュマルは、日本では沖縄が原産地の観葉植物です。
沖縄では多幸の木として知られていて、幸福をもたらす精霊「キジムナー」が棲んでいるともいわれています。
そのため、プレゼントとしては最適です。
また、ガジュマルは生命力が旺盛で乾燥に強く、耐陰性・耐暑性・耐寒性があるので初心者にも育てやすいところもプレゼントにおすすめな点です。
さらに幸福の精霊が住んでいるところから風水のアイテムとしても人気があり、金運アップや良い運気を引き寄せるなど、いいことがたくさん訪れる点も人気がある理由の１つです。
とはいえ、あまりに適当に扱って枯れてしまっては、逆に運気を失うことにもなりかねないため、注意が必要です。
３位：モンステラ
プレゼントにするには、モンステラもおすすめです。
熱帯アメリカ原産であり、原産地の１つであるハワイでは「希望の光を導く」葉であるともいわれています。
モンステラはサトイモ科の植物であるため、その樹液に触れると皮膚がかぶれることがあるので、子どもやペットが樹液に触れないように注意が必要です。
とはいえ、その葉は独特の切れ込みが入り、インテリアとして人気が高い植物です。
「うれしい便り」「壮大な計画」といった花言葉があり、特にお店の開店祝いなどに贈るのがおすすめです。
また、出産祝いなどにもいいでしょう。
モンステラは、暑さに強いため日本の夏を乗り越えることができ、耐陰性があるので室内で育てることも可能です。
初心者にも育てやすく、インテリアとして適しているため、贈り物として人気の高い観葉植物です。
４位：ミリオン・バンブー
ミリオン・バンブーはドラセナの仲間です。
見た目は細い竹のような見た目の植物であり、インテリアとして人気がある観葉植物です。
熱帯アフリカ西部などで自生していて、生命力旺盛でもあります。
育てやすく初心者でも簡単に枯らすことがないため、贈り物としても人気があります。
何より、毎日こまめに手間暇かけて世話をしなければならないということもありません。
耐暑性が強く耐陰性も弱くはないので、室内で育てることも可能です。
花言葉は「開運」「幸運」「長寿」であり、特に出産祝いや長寿のお祝いなどにもおすすめです。
その他、仕事運アップの効果もあるとされているので、開店祝いや開院祝い、リニューアルオープン記念などにもおすすめです。
古来より幸運の竹や開運竹・ラッキーバンブーなどといって風水では非常に人気のあるアイテムであり、幸せを呼ぶとされる観葉植物でもあります。
５位：カポック
カポックは、中国南部や台湾などが原産地の植物です。
ガーデニング初心者でも育てることができる育てやすい植物であり、その美しい見た目からホテルのロビーなどにもよく配置されています。
花言葉は「とても真面目」「実直」で、その丸い葉は運気を高めるともいわれています。
また、風水の観点からすればカポックのように丸い葉をつける観葉植物は、気持ちを落ち着かせるともされています。
冷静に落ち着いて仕事ができるように、オフィスなどに置いておくといいでしょう。
贈り物としては、事務所の開店祝いや、受験生などにも効果的です。
大きな株になると赤や黄色、白色の花を咲かせることもあります。
ただし、花を咲かせるまでには20年以上かかるともされているので、鉢植えで育てていても花を咲かせることはほぼないでしょう。
また、カポックにはいくつかの品種があり、鑑賞用にするなら黄色斑の入ったホンコンカポックもきれいで見る人の目を楽しませてくれます。
耐暑性はありますが、強い直射日光には弱いのでレースのカーテン越しに日が当たるような場所に置いておくのがおすすめです。
耐陰性は普通なので、室内で育てることもできます。耐寒性は弱いので、外で育てている場合には、冬場は室内に入れるようにしてください。
６位：エバーフレッシュ
エバーフレッシュはマメ科の植物であり、原産地はボリビアやブラジルなどの中南米や東南アジアです。
いくつも連なる小さな葉は涼しげに見えるため、特に夏場は部屋を涼しく見せてくれるのでおすすめです。
観葉植物として人気があり、オフィスに置いてあるという会社も少なくないでしょう。
現地では30mを超すほどの大木もありますが、日本で鉢植えで育てる場合にはそれほど大きくなることはありません。
また、夜になると葉を閉じて眠る習性があり、眠っている姿もかわいいというのも人気の理由の１つです。
ただし、一日中葉を閉じて眠っているようであれば、乾燥しすぎて水切れを起こしている可能性があるため、土が乾いているようなら水を上げてください。
エバーフレッシュは「歓喜」「胸のときめき」という花言葉を持っていて、恋人に贈るのにおすすめです。
ちなみに風水的には出会い運をアップさせてくれる効果が期待できるので、「素晴らしいビジネスパートナーと出会えますように」という願いを込めて、新しいビジネスを開始したときの贈り物としても適しています。
７位：ベンジャミンバロック
ベンジャミンバロックは、フィカス属の一種でくるりと丸まった葉が特徴のかわいらしい植物です。
東南アジアやインドが原産地であり、くるっと丸まった葉は遠くから見ると丸い実のようにも見え、印象的でかわいらしい姿が人気の理由です。
成長した葉は濃い緑色をしていますが、新芽は黄味がかかったライトグリーンで、色の違いが楽しめるのも、魅力の１つといえるでしょう。
花言葉は「融通の利く仲間」「信頼」であり、結婚祝いや同僚へのプレゼント、友人への贈り物などに適しています。
ベンジャミンバロックを贈ることで、大切な仲間であるということが言葉にせずとも伝わるでしょう。
また、さまざまな環境への適応力が高く丈夫な植物であるため、初心者にも育てやすいのが魅力です。
８位：コーヒーノキ
濃い緑色の大きな葉が特徴なのが、コーヒーノキです。
コーヒーノキの花言葉は、「一緒に休みましょう」というもので、コーヒーを飲むとリラックスできるところからつけられました。
喫茶店の開店祝いなどに贈ると喜ばれる観葉植物です。
また、耐陰性が強いこともコーヒーノキが贈り物に適している理由の１つであり、「ベランダがないから植物は難しい」「喫茶店内はなかなか日が入らないから日光を好む植物は育てられない」などというときにも、無理をせずとも薄暗い室内で育てることが可能です。
とはいえ、日陰でも育つ事ができるというだけで、別に日光が嫌いというわけではありません。
むしろ日光を好む植物であるため、日当たりの良い場所に置けるのであればそのほうがいいでしょう。
ただし、直射日光は苦手なので、外で育てたい場合には、真夏などの日差しの強い季節は寒冷紗などを使って程よく遮光するのがおすすめです。
９位：エケベリア
エケベリアは、中米や南米に自生するベンケイソウ科の植物です。
葉が重なってロゼッタ状になる小さな多肉植物で、テーブルの上などに置いておくと目を楽しませてくれるでしょう。
気温が落ちると葉先が赤く染まる「花うらら」や春先には黄色やオレンジの花を楽しむ事ができる「七福神」などの品種が人気です。
寄せ植えにもよく使われていて、「優美」「たくましさ」という花言葉を持っています。
中には環境への適応力が高く丈夫なエケベリアもあるため、育てやすく紅葉が美しい品種を贈り物として選ぶのがおすすめです。
10位：オリーブ
オリーブは、「平和」「知恵」といった花言葉を持つ観葉植物です。
もともとは地中海地方が原産であり、オリーブ油などでおなじみの植物です。
初夏には白や黄色のかわいらしい花をたくさん咲かせ、とても長生きの木としても有名なので長く楽しめる観葉植物といえるでしょう。
原産地では、樹齢が1000年を超える老木であっても実をつけるものがあります。
独特の葉の色は、オリーブグリーンとも呼ばれ、親しまれています。
素晴らしい意味を持つ観葉植物
多くの観葉植物がありますが、贈り物として適しているのはポジティブな意味の花言葉を持つ植物です。
また金運アップや仕事運アップなど、風水の観点から見た観葉植物も人気です。
その他、単純にインテリアとしておすすめな植物を贈るのもいいでしょう。
せっかくのプレゼントなので気に入ってもらえるように、贈られる人が喜ぶような、好みに合った観葉植物を選んで贈ってみてください。
ぜひ、大切な人の大切な日に、素晴らしい意味を持つ観葉植物をプレゼントしてみましょう。
まとめ
記事を最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
少しでもみなさんのお役に立てる情報が発信できれば幸いです。
観葉植物に関してご相談等がございましたら、ユニバーサル園芸社までお気軽にお問い合わせください。
